ボツリヌス治療
“新しい美の一歩を踏み出しましょう”
神経の伝達を弱め、筋肉の動きを抑制する働きがボトックスにはあります。ボトックス注射は、ボツリヌス菌から作られた「タンパク質」の一種である、ボツリヌス・トキシンを注入する治療です。
歯ぎしり、食いしばり、顎関節症などの治療に使用されています。緊張した筋肉(エラ)が弛緩することで、食いしばりによる肩こりなどの緩和にもなります。
また、定期的に注入することで徐々に長持ちするようになります。持続時間が長いため、忙しくてお時間が取りにくい方におすすめです。
ボツリヌス治療の効果持続期間
ボツリヌス注射後は通常2~3日後から効果が現れ、1~2週前後で安定しピークに達します。
その後徐々に効果が薄れ、個人差にもよりますが4~6ヶ月ほどで効果がなくなります。そのため効果を継続させたい方は3~5ヶ月間隔で注射を行います。
一方で、持続効果に限りがあることで万が一薬が効きすぎた場合でも時間がたてば元の状態に戻るという安心感があります。
また注射を継続する場合でも、だんだんと注射間隔が長くなるもしくは注射を打つ必要がなくなる場合もありますので、一生打ち続けなければいけないというわけではございません。
リスクについて
ボツリヌス治療には顔の神経回路や表情筋の動きを熟知した医師のスキルと経験が必要です。ボツリヌス治療は筋肉の動きを止めるため、施術後の仕上がりに違和感を感じられたり、抑制してはいけない場所の筋肉に注射してしまったり等の技術の差があるのも事実です。
もし、注射を受けていただいた後に、後に戻すことはできないため、効果がなくなるまで数ヶ月お待ちいただく必要があります。
ボツリヌス治療の注意事項について
妊娠中や授乳中の方への治療はできません。また、治療前後3カ月以内の妊娠は避けてください。
ボツリヌストキシン製剤中にはヒト血清アルブミンが含まれています。注射の際、注射範囲(顎角から頬骨にかけたエラの部分)のお化粧を落とさせて頂きます。
ヒアルロン酸
“自分らしい美を追求”
ヒアルロン酸とは、もともと人の体に存在する成分で、非常に多くの水分を保持する特性があり、肌のハリや潤いを保つ役割を果たします。このヒアルロン酸を注射器で口元に注入することでシワを改善し、肌に潤いとボリュームを与えるヒアルロン酸注入法です。
年齢を重ねるとともに減少していくヒアルロン酸を、シワができやすい口元に注入することで、もともと皮膚に存在するヒアルロン酸と融合して膨らみ、シワが薄くなります。ヒアルロン酸注入は、メスを使う必要がなく、局所麻酔をしたうえで処置を行なうので、痛みもほとんど感じません。